支払い方法だけじゃない!デビットカードよりもクレジットカードをおすすめする理由

知識

同じキャッシュレス決済のクレジットカードとデビットカードですが、その違いが何かはご存知でしょうか?

端的にいうと、一般的にクレジットカードとは使った日の翌月以降にまとめて指定口座から引き落としがされるものであり、デビットカードとは使ったと同時に使った分だけその都度、指定口座より引き落としがされるものという違いがあります。

(デビットカードの種類によっては、引き落としが翌日であったり、5日ほどかかるものや金額によって変更されるものがありますので、ご確認をお願いいたします)

特にクレジットカードは、締め日があるので、全体的な管理がしやすく、まとめて公共料金を支払うこともできてとても便利です。

なので、デビットカードとクレジットカードを比べると、クレジットカードの方が利便性は高いことになります。

それではその違いについて詳しく説明していきましょう。

 

なぜ、クレジットカードは便利なの?

締め日が決まっているので管理がしやすい

これは、デビットカードとの大きな違いです。

特に、請求日が別々の公共料金などの支払いを一つのカードにまとめておけば、明細を一目でチェックすることができます。

デビットカードというのはキャッシュレスではあるものの、すぐに使った分を指定口座より引き落とされてしまうので、通帳を見て確認することはできても月単位でまとめるという点では、クレジットカードとは違います。

 

デビットカードはセキュリティー面では弱い

セキュリティー面でも違いがあり、紛失には十分な注意が必要です。

使用されてしまうと、口座に残高があればすぐに引き落としがされてしまうからです。

このような不正を防ぐべくメールの登録をあらかじめ行うことになっているデビットカードもあります。

もしもの紛失や盗難で使用されたとしてもすぐに気付けるように、メールで使用時の連絡が届くシステムになっています。

しかし、頻繁にメールのチェックをしていなければならず、また使用頻度の低いメールアドレスに設定してしまうと発見に気付けなかったということになる恐れがあり、それがデメリットになります。

紛失や盗難に気付けていない場合のことを考えると、不安要素は拭えません。

これもクレジットカードとの大きな違いであり、クレジットカードは引き落とし日が先ということもあるのでセキュリティー面ではデビットカードより安心といえます。

紛失の時は、クレジットカード会社に報告をすれば使用を止めることができますし、万が一不正に使用された時でも、請求は翌月ですから引き落としの取り消しをすることが可能なので安心です。

 

ネットでのお買い物などには注意が必要

デビットカードでもクレジットカードと同じようにネットでのお買い物は可能です。

しかし、注意点もあります。

例えば、ネットショッピングではタイムラグが発生する可能性が高いということです。

つまり、ネットのお店の請求のタイミングにより口座から引き落としになるので、いつ落ちるのかが分からず残高不足になってしまうこともあります。

また、デビットカードでは購入できる範囲の金額が少ないことも多いですし、使えないお店もあったりするので、事前に使えるかどうかの確認は必須になります。

また、公共料金などの即時支払いはできても、自動引き落としや、特にETCカードなどの連携はデビットカードではできません。

それに、付帯ポイントもクレジットカードより小さいことも多いです。

以上が主なクレジットカードとデビットカードの違いです。

それでは、具体例をあげて見ていきましょう。

 

デビットカードとクレジットカードの違いの具体例

例えば、クレジットカードを持つAさんとデビットカードを持つBさんがいたとしましょう。

Aさんのクレジットカードの締め日は月末締めの翌月25日引き落とし日とします。

AさんとBさんは同じ日に同じ買い物をしたとします。

Bさんの通帳には

4/21 デビットカード(日用品分)  出金 5,000
4/21 デビットカード(食料品)   出金 3,800
4/22   電気代            出金 1,5000
4/22   デビットカード(食料品)   出金 2,500
4/23 デビットカード(洋服代)   出金 10,000
4/24 デビットカード(食料品)   出金 3,700
4/24 ガス代            出金 2,000

とこういうふうにお買い物時に決済され、通帳に表示されます。

もちろんカッコ内のような明細の記入はないので、普段カードを使ってATMから引き出した時のような表示になるのがほとんどです。

そして、カードの支払いが日ごとに並ぶことになり、とても見づらいですよね。

どこで何に使ったのか、レシートを置いておいて金額と照らし合わせなければならない必要性も出てくるし、もしも、レシートを破棄などしてしまったならば、後から分かりづらい部分も出てきます。

また、その間に公共料金も入ってくるとなると、さらに見づらい状況を余儀なくされるということになります。

 

一方、クレジットカードのAさんの通帳はというと、

5/25   クレジットカード支払い  出金 42,000

これだけで完結します!この違い、大きく感じませんか?

一つにまとまってしまうので金額が一目瞭然で見やすいんですよね。

さらに今後、通帳の繰越時にも所定の手数料がかかるようになるようです。(もうなっている金融機関もあるかもしれませんが)

そんな時も、明細が少ないだけで通帳の記入も少なくて済むというわけなのです。

もちろん、クレジットカードの明細はカード会社によって違いますが、メールやオンラインを使って確認も可能です。

また、クレジットカードにはお買い物時に分割払いにしたり、後からリボ払いに変更したりすることもできます。

また、キャッシング機能があり現金を一定の枠内で引き出すことも可能なので、急な出費の時も計画的に資金繰りを行えるという違いもポイントです。

一方、デビットカードには分割払いやリボ払いでの支払いはできません。一括払いのみです。

もちろん、キャッシングの機能もありません。

分割払いとリボ払いについては、また別の章でご説明しますのでそちらをご参照ください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

クレジットカードとデビットカードの違い、ご理解いただけましたでしょうか?

ただキャッシュレスでお支払いというだけでも、このような違いがあるので、ご自身のライフスタイルに合わせて使い分けていくのもアリなのかなと思います。

  • デビットカードは随時、クレジットカードは翌月以降に支払う
  • クレジットカードは支払う金額を把握しやすい
  • クレジットカードは通帳の記入欄が少なくて済む
  • クレジットカードはセキュリティー面で安心度が高い
  • クレジットカードは公共料金の支払いをまとめたり、ETCカードがセットできる
  • クレジットカードはデビットカードよりも付帯ポイントが大きい
  • クレジットカードはキャッシング機能や分割払いとリボ払いが使える

以上のような違いを踏まえながら、より快適で便利なキャッシュレス生活を充実させていきましょう。

上手に使って管理しやすく、よりお得なカードをお手元に・・・。

きっと便利ですよ。

 

 

 

 

 

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