クレジットカードの破産って知ってますか?
クレジットカードの使い過ぎが原因で自己破産してしまうことで、最近けっこう多いんです。
決して自分は大丈夫と過信せず、一度見直してみることをおすすめします。
クレジットカードの利用限度額ばかりチェックして使っていませんか?
「クレジットカードの限度額はまだまだあるから大丈夫」では危険なんですよ。
利用限度額まで使い切ったクレジットカードが複数枚あるだけで、高額な借金があるのと同じなんです。
また、借金を返済する前に新たな借入れをしていませんか?
それは多重債務者となるので、破産寸前という危険な状態なのかもしれません。
なので今回は、クレジットカードの破産の内容と原因、破産に陥りやすい人のタイプと自己破産についてや、破産しない対策方法を詳しく紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
クレジットカードで破産することはある?
結論からいうと、ズバリあります。
クレジットカードを使いすぎて返済ができなくなり、支払い不能を理由に自己破産ということは十分ありえます。
バブルの崩壊後はこの自己破産が多くなってきており、決して他人事ではないのです。
自己破産とは
ちなみに自己破産というのは、自分の収入、財産で債務を支払うことができなくなったときに自分の全財産をお金に変えて、各債務額に応じて分配・精算して破綻した生活を立て直すことを目的とした制度のことです。
ただ、自己破産しても家族には影響はありません。
家族がローンを組めなくなるとか、クレジットカードが止まるとか、そういうことは原則ありません。
例外を除いては(保証人などの問題)家族の財産が処分されることもありません。
また、勤務先への影響も懸念されることでしょうが、これも一部の例外を除いては(勤務先から借金をしているとか自己破産できない職業である)特に影響はありません。
自己破産が勤務先にバレるということもありません。
けれどもそうだからといって、クレジットカードの使いすぎは良くない事であり、自己破産というのはクレジットカードの使い過ぎから支払い不能に陥った場合の最終手段となりますので、そうならないように日頃から計画的にお金を使うようにしましょう。
クレジットカードで破産する原因とは?
クレジットカードには利用限度額が設定されています。
このクレジットカードの限度額を目一杯使ってしまうことほど危険なことはないんです。
複数枚のクレジットカードを持っている場合には、その利用限度額も全部合わせると、かなり高額な金額になってきます。
それぞれ限度額いっぱいまで使ってしまうこととなると、当然支払うのは困難になってしまい、滞納してカード破産に陥ってしまうのです。
クレジットカードの「いつでもどこでも利用可能」という便利さが利用限度額まで使い込んでしまう原因になり得るのです。
そして、このカード破産をしやすい人には特徴があり、「カードを複数持っている」「多重債務者である」(複数の金融機関から借入を受けている)という場合です。
借金を返す前に新たな借入れを行うことは、多重債務者となりますので破産寸前の状態といっても過言ではないでしょう。
また、自己破産というと男性が多いかと思われがちですが、実はそうでもなくて半数が女性だといわれています。
あなたは本当に大丈夫ですか?
「もしかしたら、今の自分の支払いの現状って大変なことになっているのかも」と感じるならば早い目に弁護士さんや司法書士さんへ相談してください。
債務が楽になる場合もあるようですからね。
クレジットカードで破産しない対策と方法
クレジットカードは決して怖いものではありません。
もちろん、「使いすぎてしまう」とか「借りているから返さなければならない」という認識がなければ、誤ったクレジットカードの使用の仕方となってしまい、カード破産にも陥ってしまう恐れはあります。
でも、クレジットカードというのは何より便利でお得で特典もたくさんありますので、利用しないというのはもったいないのです。
では、どうすれば良いのかというと、まずは分割払いやリボ払いはできるだけ控えましょう。
リボ払いは特に金利が高いので、多用することで金利手数料がどんどん増えていき返済額が多額になってしまうからです。
もちろん、ボーナスでまとめて返すとか、まとまったお金が入る予定があってその予定の中で賄える金額であれば、それは便利に利用できたと言えるでしょう。
ただ、やはりその予定も立たないのに、多用して利用を続けるのはとても心配です。
また、キャッシングについても同じことがいえます。
キャッシングも簡単に現金が引き出せるのでとても便利なのです。
でも、金利手数料はキャッシングにおいても割高なので、借りる金額が大きければ大きいほど、返済する金利手数料も案の定大きくなってしまいますよね。
これにも注意が必要なのです。
使用金額をこまめにチェックしたり、利用履歴をしっかりと確認してお金の流れを把握しましょう。
それだけでも十分使いすぎは防げるし、クレジットカードを上手に利用しているとも言えるでしょう。
自分なりのルールを決めて、そして支払いの管理さえしっかり行えればクレジットカードというのは便利に使えるし、危険なものではないという事なのです。
今からでも決して遅くはありませんよ。
まとめ
クレジットカードはいつでもどこでも使えて、とっても便利です。
利用すればポイントも貯まって、それを還元させてお買い物ができます。
お得な特典はクレジットカード各会社によって様々ですが、それぞれ趣向を凝らしユーザーの皆様の嬉しい喜びに繋げてくれています。
けれども、注意は必要なんです。
使いすぎは絶対にNGです。
利用可能限度額を意識しすぎて、返済をしないといけないという意識がなくなると、破産という事態も起きてきてしまいます。
そのようなことが起きないように、対策を立てましょう。
できるなら毎月決まった金額しか使わないようにする、分割やリボ払い・キャッシングは極力控えて使用金額や履歴をしっかりきちんと把握する、このことが大切なのです。
大事なお子様やご家族のためにも、ぜひ計画的にクレジットカードを利用して、マイナスになるのではなくプラスの要素を多く利用できるように、今一度対策を立ててくださいね。