よく聞かれる「VISA」と「JCB」の違いと特徴を徹底比較しました

知識

現代ではキャッシュレス化が進んでいることもあり、クレジットカードの利用者が増えています。

2020年のクレジットカード発行枚数は2億9000万枚以上となり、1人あたり2.8枚保有している計算です。

クレジットカードの作成には「VISA」や「JCB」など国際ブランド選びが重要になります。

その中でも「VISA」と「JCB」でどんな違いがあるかご存知でしょうか?

知らないままクレジットカードを作ってしまうと、人によっては損をしてしまう場合があります。

この記事では「VISA」と「JCB」で比較して、どんな人にどっちのブランドがいいかお伝えします。

ぜひ、クレジットカード作成の参考にしてみてください。

あなたはVISA派?JCB派?国際ブランドを選ぶポイント

「VISA」や「JCB」は国際ブランドと呼ばれ、世界中で利用できるクレジットカードです。

ブランドにより特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。

VISAは以下のような人にオススメです。

  • さまざまな観光地に行くのが好きな人
  • 初めてクレジットカードを作る人
  • 国際ブランドよりも提携の発行会社を重視したい人

対して、JCBは以下のような人にオススメです。

  • JCB優遇サービス店舗をよく利用する人
  • よく行く旅行先が決まっている人
  • クレジットカードにステータス性が欲しい人

それぞれ解説します。

 

【VISAの特徴】海外でも大活躍の頼れる存在

クレジットカードとして日本で知名度が高く、世界でもシェア率が高いのが「VISA」です。

シェア率が高いため世界中に加盟店があり、ほとんどの国で利用することができます。

旅行や仕事で海外に行く際には、頼もしい存在になってくれるでしょう。

また、海外だけでなく日本国内でも利用可能な加盟店が多いため、とても使いやすいクレジットカードです。

普段は現金での支払いが多いけど、念のためクレジットカードを持っておきたいと考えている人にもVISAカードは、いざという時に役立ちやすいと言えます。

VISAは提携会社が多いので「三井住友銀行」やdocomoの「dカード」など豊富な提携クレジット会社から選べることも魅力となっています。

 

【JCBの特徴】会員特典と優遇制度が魅力

日本で生まれた国際ブランドのクレジットカードである「JCB」は独自の特典が魅力です。

JCBは「OkiDokiポイント」が貯まるカードを発行できます。

主に「プロパーカード」と呼ばれる国際ブランドから直接発行されているクレジットカードが対象となりますが、ポイントの優遇サービスが充実してます。

日本国内のポイント優遇対象の店舗で利用することで、ポイント還元率が最大10倍になります。

ポイントが優遇される店舗として代表的な店舗を5つご紹介します。

  • スターバックス
  • セブンイレブン
  • Amazon
  • 洋服の青山
  • ビックカメラ

ポイントだけでなくディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどで独自のサービスを受けられるキャンペーンにも応募できます。

さらに、ハワイなど日本人がよく訪れる観光地に旅行した際にはJCB会員専用のラウンジやサービス窓口の利用ができるなど、手厚いサービスが受けられます。

プロパーカードの作成は審査が厳しめであったり、年会費が高いので持てる人がある程度限られるためステータス性が高いです。特にハイグレードカードを持つのはハードルが高めとなっています。

 

VISAとJCB|同じ提携カードでの違いも比較

クレジットカードを作成する際には、国際ブランドを選べる場合があります。

同じ提携会社のクレジットカードなので基本的なサービスは同じですが、VISAでしか作れない種類のカードやJCBでしか選べないデザインのカードなども存在します。

今回はよく利用される「楽天カード」と「イオンカード」で解説します。

 

イオンカード

VISAを選ぶことでKitacaやSUGOCAなどの交通系IC一体型のカードが作れたり、ワタミグループでの利用でポイントが貯まる「ワタミふれあいカード」を作ることができます。

JCBでは、ミッキーデザインのカードにできたり、家電量販店のコジマのポイントが貯まるカードを作成できます。

 

楽天カード

楽天カードはVISAを初めに選ぶことで2枚目の楽天カードの作成が可能になります。

2枚目のカードはVISA以外となりますが、異なる国際ブランドの楽天カードを所有することができるので、使用用途の使い分けができたり請求を分けられるのでお金の管理がしやすくなります。

楽天カードはJCBでカードを発行すればディズニーデザインカードにできます。

 

デビットカードでの違い

VISAとJCBは両方ともデビットカードとしても利用できるカードがあります。

デビットカードとは、利用したらすぐに自分の銀行から利用額が引き落とされる機能を持っているカードで、クレジットカードのように後払いではないため、お金の管理がしやすいメリットがあります。

デビットカードでも国際ブランドによって多少の違いがあり、例えば三菱UFJ銀行は「VISA」と「JCB」の両方でカードを作ることができますが、VISAのみ「VISAのタッチ決済」が使えたり、JCBでは旅行保険が手厚いなどの特徴があります。

同じ提携会社のクレジットカードでもサービスの違いがあるので、事前に調べておくことでより便利に利用ができます。

 

VISAとJCBは『利用可能の店舗数』か『特典』で選ぼう

今回はクレジットカードを作成する際の「VISA」と「JCB」の違いと特徴について解説しました。

  • VISA
    利用できる店舗が多く、日本でも利用がしやすい。提携会社も多いので提携のクレジットカードも作りやすい。
  • JCB
    特典や優遇サービスを受けたい人にオススメ。
    ディズニーやハワイが好きな人は優遇を受けやすい。
    カードにステータス性を求める人にはハイグレードのプロパーカードもオススメ。

「VISA」と「JCB」の特徴を理解することで、より自分の生活に合ったカードを選ぶことができます。

後から国際ブランドの変更はできないので、後悔しないようにクレジットカードを作成しましょう。

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