多種多様化するキャッシュレス決済、しかも即時決済のできるデビットカードってご存知ですか?
使い方はめちゃくちゃ簡単!
クレジットカードと同じ要領で使用するだけで、普通預金口座からお買い物と同時に決済されるんです。
なんだかとても進化を感じますよね。
決済方法は、一括払いのみで分割払いやリボ払いには対応できないのですが(キャッシングもできません)、預金にある残高の分だけお買い物ができるというものなのです。
とっても便利ですよね!
ただ少し、安全面が気になるのでそこを理解して使えば、海外でも使えるし預金からは現地の通貨で現金引き出しもできるので、とても便利なカードなのです。
では、どのように使うのか、どう使うと便利なのか、また安全性についてもしっかりと説明させていただきます。
デビットカードはどう使うの?
今やこぞってカード会社がお勧めしているカード、デビットカード。
いったいどのように使えば良いのでしょうか?
答えは簡単。お買い物するときに使えます。
①スーパーやコンビニで即時決済に
例えばスーパーでは、デビットカードを提示する際に、「1回払いで」と伝えましょう。
デビットカードは一括払いのみなので、「1回で」で大丈夫です。
コンビニや自動キャッシャーの場合には、店員さんに「VISAで」などとカードブランドで伝えましょう。
その後、カードリーダーに差し込んで決済は完了します。
②預金口座の残高までの使用が可能
即時決済のデビットカードなので、預金に残高が無ければ使用はできません。
預金の残高分のご使用が可能であることを覚えておく必要がありますね。
③インターネットでのお買い物もできる
インターネットショッピングでも、もちろんご利用は可能です。
ただ、決済のタイミングは店舗任せになるので決済が完了するまでは残高を残しておく必要があり、あらかじめ注意してお買い物をする必要があります。
いざ、店舗が決済をしようとしたときに残高がなかったというケースも実際にあるようですよ。
④海外でも楽々お引き出し(お買い物もできます)
海外のATMでは現地の通貨で引き出しができます。
出発前に日本で普通預金口座にお金を入れてさえおけば、現地の通貨で引き出せるので、両替に行く手間が省けてとても便利です。
ですが、利用時の金額は所定のレートで円貨に換算された金額になりますので注意が必要です。
もちろん、海外でのお買い物もできます。
お買い物も国内と同じ要領でできるので、とても便利で感動ですよね!
ただ、ショッピングの方でも所定レートでの計算方式により円貨換算されます。
ご注意くださいね。
デビットカードで気をつけたい注意点
・分割払いやリボ払いができない
デビットカードの支払い方法は、「一括払いのみ」です。
分割払いもリボ払いもできません。
即時決済なので、分割でのお支払いができないのです。
・キャッシング機能がない
現金を借りて引き出せるキャッシングの機能はありません。
ここもクレジットカードとは違うポイントですよね。
・公共料金の引き落としはできない
クレジットカードでは可能な、公共料金の引き落としはデビットカードではできません。
だけれども、公共料金のコンビニ払いをデビットカードで決済することは可能です。
・ETCカードは発行できない
デビットカードでのETCカードは作成できません。
クレジットカードのみになっています。
・海外で引き出す際の注意点
海外で引き出しする際には、現地の通貨で出金できるので両替の手間が省けて便利です。
ただ、所定のレートで計算した円貨に換算された金額になりますので注意が必要というわけなのです。
デビットカードの快適な使い方として
デビットカードは、キャッシュレス決済の中でもタイムラグがなく、即時決済なので使いすぎを防止できたり預金残高も管理できてとても便利です。
ポイントも貯まるので、お買い物の際に持っていれば重宝すること間違いなしですよね。
ATMに行かなくても、現金を引き出す代わりをしてくれるような便利なカードなので、手間も省けて時間を有効に活用できます。
が、一方で、紛失・盗難などのセキュリティーにはまだまだ注意が必要になります。
簡単に引き出せる分、もしかすると使用されてしまう可能性があるというわけです。
また、即時決済されてしまうのでさらに危険性が高まりますよね。
紛失しないためにもお財布に入れっぱなしにせずに管理するなど、管理面でも安全に気をつけた工夫をする、もしくは預金の残高をあまり多く入れておかないようにするという対策をおすすめします。
まとめ
デビットカードは、1枚持ってあるとすごく便利でしょう。
私自身も以前は持って常に持ち歩き、使っていましたから。
とても便利で快適でした。
けれども、やはり懸念すべきはデビットカードの安全性ですよね。
簡単に決済されてしまうのを恐れて、私はカードの存在を常々チェックするようになりました。
お財布に入れていたのですが、お財布を開くたびにチェックしていました。
それが例えばクレジットカードなら、決済が1ヶ月ほど先なので紛失・盗難にあったとしてもきっと気付くだろうしその時支払い止めをすればまだまだ安全は確保されます。
万が一、予期せず不正に使用されていたとしても、不正な使用の取り消しは後からでもできます。
クレジットカードの補償はとても充実しています。
セキュリティー対策はかなり万全になっています。
デビットカードの安全性もずいぶん高くはなってきたようです。
ただ、まだ補償金額などにおいては、クレジットカードよりも低いように感じます。
もう少し浸透するためには、安全性が必要なのかもしれませんよね。
また、仮にキャッシュカードを紛失したならば、暗証番号を入力しないと口座から引き出すことはできません。
こちらも引き出し止めができます。
暗証番号が分からなければ、即時に出金される危険性はデビットカードに比べて比較的低いでしょう。
即時決済ができるのは、デビットカードの良さでもあり逆を返せば懸念されるポイントでもあるのです。
これらの特徴を理解して意識して、より一層キャッシュレス生活が便利で快適に過ごせるように、特に安全性を意識して利用していきましょう。
決して、デビットカードを否定しているわけではありませんよ。
とても便利で画期的なカードだからこそ、そしてもっともっと浸透していってほしいからこそ、更なる利便性と安全性を望んでいるということなのです!